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とことんやれない・・・。はっきりさせておきたいのは「やることの対象」です。
「子どもたちは輝く瞳を持っています」と書かれているところから,学習面だけに限定しない話だと判断しました。
ある教育機関の調査によると、授業態度について,「授業が始まっても席に座らない」(98.1%)「携帯電話でメールしている」(97.4%)
「先生の指示や質問を無視する」(96.2%)「マンガを読んだり、ゲームをしたりして遊んでいる」(94.5%)「授業が始まっても、教科書やノートを出さない」(94.4%)「友だちとおしゃべりをしている」(93.9%)という子どもたちの実態が報告されています。
また,親への調査では,「さされるのが嫌で、目立たないようにしている」「予習・復習をしない」という子どもの態度に、半数近い親が「別に良いと思う」と回答し,「宿題をしない」ことについても、16.3%の親が「別に良いと思う」と答えている。
また,こういった状況を保護者に話すと「昔と違うから」とか「価値観の違いでしょ」と,相手にされない保護者も存在するそうです。
以上の状況から,この「とことんやれない子」への指導は実はたいへん難しいのです。よかれと思ってやったことが理解されなかったり,ということはよくあることです。
大事なことは日頃から子どもたち一人ひとりとの好ましい関係をつくり,保護者ともちゃんとした信頼関係を保っておくことではないでしょうか。
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